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AI研究者が指摘する、最新AIで「消滅する」5つのホワイトカラー仕事…もはや聖域はない

前回は、直近の生成AI技術の進展について書いた。わずか半年ほどで、LLMの使い方も変わってきた。「プロンプトエンジニアリング」なんて言葉が一時期もてはやされたが、それも過渡期の現象に過ぎない。【全画像をみる】AI研究者が指摘する、最新AIで「消滅する」5つのホワイトカラー仕事…もはや聖域はないこれからは「Function Calling」や「RAG(Retrieval Augmented Generation)」、「ICL(In-Context learning)」といった技術を駆使し、LLMが外部のツールやデータベースと連携し、より能動的にタスクを実行する「エージェンティックAI」としての側面が強くなる。もはや、LLMは具体的なアクションを実行できる「デジタルな労働力」だ。LLMにおいても、画像生成AIや動画生成AIと同じように、クラウドのプロプライエタリ(モデル非公開)なものを使うのではなく、ローカルLLMを使った方が良いことが今後増えてくるはずだ。長期的なランニングコストと、機密保持の観点では、ローカルLLMが有利だからだ。グーグルやOpenAIのようなモデル非公開で月額課金型のLLMじゃないと高い精度が出ないと思っている人はまだ多いかもしれない。確かに、OpenAIなどが新しいLLMを投入した「その瞬間」は最高性能を出す可能性は高い。というよりも、「最高性能」になった瞬間に発表するから当然だ。ただ、例えば3カ月後、下手をすれば翌週には、アリババやDeepSeekが、同等以上の性能を持つオープンウェイトモデルを発表してしまう……これが、いま生成AI業界で起こっている地殻変動だ。巨額を投じて学習させた月額課金型のLLMが中心の欧米陣営は、実は苦しい戦いを強いられているというのが筆者の見方だ。MetaのオープンモデルであるLlama4も、出現当初は期待はずれと考えられていた。だがその後、バグがとれると十分実用的に戦えるモデルだということが再認識された。Metaの主張によれば、Llama4 は理論上1000万トークンをサポートするという。実際に筆者もLlama4に長文を理解させて動作と精度を確認できたことから、もはやローカルLLMでほぼ全ての業務をこなせるようになってきたと考えても良さそうだ。

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